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病気について

狂犬病について

狂犬病は犬だけが感染する病気ではありません。人も犬も猫等全ての哺乳類が感染し、感染すると100%が死んでしまうという恐ろしい病気です。
日本では昭和32年以降発生が無く、怖さを知ることなく犬の登録や狂犬病の予防注射は不要であるかのように言われる方がいます。
しかし、海外では毎年3~5万人が狂犬病で命を落としています。また、狂犬病の発生がない国は、日本を含め全世界で十数カ国しかありません。
毎年、数多くの様々な動物が輸入されている現状で、狂犬病の進入を水際で防いでいられるのは奇跡的なことなのです。万が一国内に狂犬病が侵入した場合、流行を防ぐためには少なくとも70~80%の犬への予防接種が必要とされています。
犬の飼い主の皆さん、様々な感染症が発生する中、狂犬病にもしっかりと目を向け登録と年1回の予防注射を必ず受けましょう。
まだ登録や予防注射を済ませていない方は、動物病院で狂犬病予防注射を受け、所轄の区役所保健福祉センターで登録手続きや狂犬病予防注射済票の交付手続きをしてください。
狂犬病予防法により、犬の登録と予防注射は義務付けられています。必ず実施してください。

避妊手術について


不妊・去勢手術について、
メスでは、子供が産めなくてかわいそう、一度子供を産ませて!
オスでは、繋いでいるから、家で飼っているからという人がいます。

多くの人は貰い手がいるからとか大丈夫!とか1匹しか産まれないと思っている人がいますが、大型の場合は何十匹になる場合があります。生まれた子犬の全てがうまく貰われるとは限りません。
産まれた後に「やっぱり飼えなくなった」という人がいますので、貰われなかった場合に自分で終生飼養を継続しなければなりません。また、飼えないからといって犬を遺棄すると罰金が科せられます。
また、オスであるからといって無関心でいる事は出来ません。犬は年2回の繁殖期があり、その間他のメスを妊娠させないよう完全に管理する事は大変難しく、妊娠させた場合は、オスの飼い主も責任をとらなければなりません。
そこで、不妊・去勢手術のメリット・デメリットをオスとメスにわけてお話します。

メリット
○ オスの場合
・前立腺の病気や、精巣や肛門周辺の腫瘍になりにくくなります。
・発情期の性的欲求によるストレスから開放されます。
・攻撃性が抑制され、飼いやすくなります。
・無駄鳴きやマーキングなどの行動が減ります。
・外へ出たがる事が少なくなり、交通事故を防止する事が出来ます。

○ メスの場合
・子宮の病気や乳癌などになりにくくなります。
・整理や発情期のわずらわしさと、発情のストレスが無くなります。

○ オス、メス共通
・長生きする確率が高くなります。
・オス、メス一緒に飼うことが出来るようになります。

デメリット
○ オス、メス共通
・繁殖させる事はできなくなります。
・栄養管理の仕方によっては、肥満になりやすくなります。
・かなり可能性は低いのですが、ホルモンのバランスが崩れ皮膚病になることがあります。
・メスの場合、まれに攻撃性が強まる事があります。

それぞれの個体によって、手術に適する時期が異なりますが、8ヶ月以内の手術をお勧めします。
手術の実施については、獣医師と相談してください。

また、繁殖させる場合は普段の飼い方から気をつけて、どの犬と交配させたほうが良いのかなど
訓練士や獣医、ブーリーダーなどに相談する事をお勧めします。

マイクロチップについて

○ マイクロチップとは
個体識別のため小型集積回路を内蔵した皮下注入型の動物医療器具で、これを挿入する事と固有の識別番号が与えられ、飼い主がわかるようになっています。

○ 大きさは
長さ13ミリメートル、直径2ミリメートルの円筒形で全表面が生体適合性ガラスで覆われ、この中に発信用のコイルとメモリーチップが入っています。

○ 体に害はないのですか
マイクロチップ全体が生態適合性ガラスで覆われているので、そのまま結合組織に覆われ周囲の組織に悪影響は与えません。

○ 電池交換の必要性は
マイクロチップ自体は電池を必要とせず、挿入した動物の生涯にわたり機能を維持します。

○ 体の中で動いたりしませんか
マイクロチップのガラスの表面は、微細な凹凸加工がされているので、そこに結合組織が入り込むため体内を移動する事はありません。

○ 何か手続きは必要なのですか
挿入後、獣医から手渡された申請書に添付されている振込み依頼書で、1000円を振り込み、申請書に領収書を添付し、動物ID普及推進会議事務局へ送付します。

○ なぜマイクロチップを推奨するのですか
マイクロチップは、一度挿入すると挿入動物の体内で生涯作動しつづけ、また、様々な動物に挿入する事が可能な器具なので、所有者を明示するものとしては優れたものです。

○ マイクロチップはどこで挿入できますか
現在飼養中のペットに挿入を希望する場合、お近くの動物病院にお尋ねください。(動物病院によって金額が異なったり、挿入を施していない場合もあります)

ワクチンと病気について

【狂犬病】
 年1回の予防接種注射が法律により義務付けられています。現在日本国内での発生
 はありませんが、多くの感染死者を出している国も隣国に沢山あります。防疫のた
 めにもワクチン接種は重要です。

【犬ジステンパー】
 食欲不振、咳、鼻水、呼吸困難、下痢、血便、脱水症状とともに、発熱をくり返し
 最終的には神経症状(てんかん様発作や痙攣)を起こして死亡します。

【犬パルボウイルス】
 激しい血様の下痢と嘔吐が続き、貧血や脱水症状により死に至ります。3~9週齢
 の仔犬では心筋炎、呼吸困難をおこし死亡するケースも多いです。

【犬パラインフルエンザ】
 咳やくしゃみなどによって感染します。咳やくしゃみ、鼻水、発熱、気管支炎や肺
 炎の様な症状や下痢をおこします。

【犬伝染性肝炎】
 発熱、腹部の圧痛、食欲不振、下痢、嘔吐、他の感染症により死亡率が高くなりま
 す。

【コロナウィルス感染症】
 成犬の多くは無症状であるが、幼犬では嘔吐、水様性下痢になります。

【犬レプトスピラ症】
 黄疸出血型とカニコーラ型があり、前者は下痢や嘔吐、黄疸になり死亡率も高いで
 す。後者も下痢や嘔吐が続き、腎不全で尿毒症になります

与えてはいけない食べ物

食生活では下記の食べ物に注意しましょう。(一例)
  ニンニク・タマネギ(ネギ科) 貧血の原因になる。
  チョコレート      下痢・嘔吐・痙攣などを起こす有害物質を含む。
  生肉        寄生虫などの心配がある。消化不良も。
  牛乳        下痢や消化不良の原因になる。
  生卵        皮膚炎や抜け毛などの原因になることがある。
その他にも与えてはいけない人間のたべものがあります。ドッグフードのみをあたえるのが安全です。